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バッチファイル内のネットワークパス操作について

Windowsのバッチファイルで、ネットワークパス上にある
ファイルを操作する場合、cd コマンドでネットワークパスに
移動にすることができない。
そこで、パスの移動を pushd / popd コマンド にて行うと
ネットワークパスに移動できる。

 

<cdコマンドでの移動例>
cd \\192.168.1.11\Users\Public'
CMD では UNC パスは現在のディレクトリとしてサポートされません。

※UNCパス:ネットワークパス

 

<pushdコマンドでの移動例>
C:\> pushd \\192.168.1.11\Users\Public
Y:\Public>

 

pushd コマンドにネットワークパスを指定すると、
そのネットワークパスに対してネットワークドライブを割り当てる。
上記の実行結果が「Y:\Public>」となっているのは、
「\\192.168.1.11\Users\Public」にY:\ドライブが割り当てられた
事を表している。

一方、popdコマンドは「元のパスに戻る」機能を有していて、
実行と同時にネットワークドライブも解除される。

よって、バッチファイル内では  pushd / popd コマンドを対で使用し、
ネットワークドライブを必ず削除するようにする必要がある。